映画「ダークナイト」のテーマはジョーカーのあるセリフで分かる あらすじ感想ネタバレ

映画

「ダークナイト 」は「ダークナイト トリロジー」の3部作の中でも1番有名な作品で当時は問題作とも言われるほどの名作品ですね。

この「ダークナイト 」がとてつもない人気を誇る理由の一つに「ジョーカー」と言うヴィランがあるのではないでしょうか。

ジョーカーのカリスマ性と言うか、とにかくバリバリなんですよ。(語彙力)そして有名なのがジョーカーを演じた「ヒース・レジャー」が自殺した話。これによってこの作品の人気はますます拍車がかかり最早”伝説の映画”とも言える。

なので「ダークナイト 」を絶賛する声は絶えないです。僕も「ダークナイト 」大好きです。

ただ「ダークナイト」が一際目立って人気なので「ダークナイト」しか知らない人も多いのではないでしょうか。

僕も初めて観た時は「ダークナイト 」しか知らなかったので「ダークナイト」から観ました。

改めてシリーズ通して見直すと

これは「バットマン ビギンズ」を観てから「ダークナイト 」を観るべきだ!

と思いました。まぁ、当たり前なんですけどw

バットマン ビギンズについてはこちら→映画「バットマン ビギンズ」はヒーロー映画じゃない あらすじ感想ネタバレ

ただ、案外「ダークナイト」から観てもすんなり観れるんですよね。

物語が繋がってはいるんですけど、わかりやすい構成なんで全然見れちゃうんです。

「ダークナイト」の物語はバットマンとジョーカーが戦うと言うシンプルなものです。

シンプルな話しなんですが”どんな善人でも必ず負の心があって悪に陥る事もある”と言う深〜いメッセージ性が秘められているんですよね。

難解映画のイメージが強いノーラン監督にしては珍しいタイプの作品ですがそれでも2時間半以上の時間飽きさせず堀深い作品に仕上げるなんてすごすぎ。

難解映画だけじゃなくこう言った作品も作れるなんてノーラン監督の凄さが際立ってますね。

今回はそんなダークナイトの感想を書いています。ネタバレ込みの内容になっていますのでご注意ください。

なぜジョーカーがあんなに手強かったのか、ジョーカーのあるセリフがこの映画のテーマっぽいって話をしています。

ダークナイトはU-NEXTで視聴できます。

あらすじ

映画『ダークナイト』特別予告

素性不明の犯罪者ジョーカーに雇われた、道化師マスクを被った男たちがゴッサム・シティの銀行を襲う。それぞれの役目を終えた男たちは仲間から殺され、最後に一人だけが残った。マスクを外した男はジョーカー本人で、銀行に預けられていたマフィアの資金を奪って逃走する。ゴッサム市警のジム・ゴードン警部補は、謎の男バットマンと共に組織犯罪撲滅に尽力していたが、これに新任の地方検事ハービー・デントが協力を申し出る。バットマンの正体である大富豪のブルース・ウェインはハービーとの対話で彼の高潔さに感銘を受け、彼の選挙支援を申し出る[7]。ブルースは堂々と悪と戦うハービーこそがゴッサムの求める真のヒーローであると考え、バットマンの引退を考えていた。ブルースは幼なじみでハービーの同僚であるレイチェル・ドーズに想いを寄せているが、レイチェルの気持ちはブルースとハービーの間で揺れていた

Wikipedia

感想ネタバレあり 何故ジョーカーは強かったのか

バットマン史上もっとも苦戦したと言っても過言ではない最凶のヴィランであるジョーカーと戦う今作。

ジョーカーは特殊な能力があるわけでもなく、戦闘の訓練を受けたわけでもない。

どちらかと言うと戦闘能力は並の人間。

にも関わらずバットマンを追い詰める事ができるのは一体何故だろうか。

その気になれば力尽くでいけるんじゃね?と思うくらいジョーカーの肉体的な強いシーンって少なかったですよね。

尋問の時もボコボコにされてましす。にも関わらずジョーカーは余裕の表情。

ジョーカーは分かってるんですよね。バットマンが決して”人を殺さない”事を。それは「バットマン ビギンズ」でも明らかになってます。

バットマンは自身が”正義”であるためにルールを用いて悪と戦っている。

そのルールはバットマンにとって大きな弱点。バットマンの正義論を嘲笑うかのようにことごとく追い詰めていきます。

バットマンのやり方はジョーカーに一切通用しないのです。

結局、ジョーカーは捕まってしまいます。ですがこのバットマンとジョーカーの戦いはバットマンの負けに終わりました。

ジョーカーがバットマンに与えた影響はかなり大きいモノ。

ゴッサムに必要不可欠な”正義のシンボル”になるはずだったハービーデントと言う存在が消される。

同時に、ブルースにとって大切な存在であるレイチェルの命を奪われる。

この2つがバットマンのヒーローとしての生命を奪う大きな原因になったと僕は思いました。

ブルースはジョーカーの要求通り自分が正体を現して殺人を終わらせようと決心したのはハービーデントと言う表向きのヒーローとして相応しい人物を見つけたからだ。

正義感の強いハービーデントやゴードン本部長のような人達がシンボルとして活躍し続けた方がヒーローとして相応しい。バットマンが存在する事でジョーカーによって街の人たちが殺されるならデントを正義のシンボルとして任せた方が良いと思ったんでしょうね。

デントに会見を開かせバットマンの正体を現すようにさせたが、ブルースの思いを裏切る結果に。

デントは自分がバットマンと言う事でジョーカーを誘き出し、その隙にバットマンがジョーカーを捕まえると言う作戦に出たのだ。

それが逆に仇となり、デントとレイチェルは人質にされてしまいます。

ここでレイチェルの命は奪われ、同時にデントの正義感も失ってしまったのです。

デントの正義感は復讐心となり、警官殺しの殺人犯になってしまうのです。

その一方でジョーカーはサイコパスな人質を使ったゲームを続けています。

バットマンはジョーカーを捕まえ、殺人ゲームを終わらせる事ができたのですが、今度はデントがゴードン一貫を狙っています。

デントを殺してしまう事でゴードン一家の命を救ったのですが、デントが犯罪者として死んでしまう事でゴッサムの正義のシンボルは本格的に失ってしまう。

そこで、バットマンはデントの罪を被り、デント殺しになる事でハービーデントを”正義のシンボル”に仕立て上げたのです。

仕立て上げたと言うかジョーカーによってそうせざる得なくなったのです。

このおかげでデント法と言う法律がができ、犯罪数を著しく減らす事ができました。

ですが、バットマンは完全に警察に追われる存在。ヒーローとしての生命を絶たれました。

ジョーカーは人の負の心を見破れる能力と、それを使って人を動かす能力に長けてるんですよね。

メンタリズムを悪用してるようなもんじゃないでしょうか。

誰にだって負の感情はありますからね。

それを引き出して際立たせて、言葉巧みに人を転がす。

バットマンの弱点を見透かし、デントの負の心を呼び起こさせたジョーカーはまさに”混沌の代理人”です。ジョーカー自身が言ってました。

これは最早、強いとか弱いとかの話ではないですね。”怖い”ですよね。

目的のために手段を選ばない精神面や計画性を考慮すると進む道が正義の道ならバットマンのような人物になっていたんでしょう。

バットマンの正義に対する執着心とか考え方はちょいと狂気的な気がしますもん。

犯罪心理を学ぶために自ら犯罪者になるとか、影の同盟の考えが間違っていると判断したら組織ぶっ潰すとか。

そう考えるとジョーカーの強さは精神的なものなのかなと思います。

感想ネタバレあり2 「ダークナイト 」を物語ってるジョーカーのセリフ

ジョーカーは尋問シーンでバットマンと対面した時にこう言ってました。

おまえはただの化物さ、俺と同じだ。世間はおまえを今は必要とするだろう。だが、必要としなくなったら、すぐに捨てられる。らい病患者のようにな。いいか、あいつらのモラル、あいつらの倫理、そんなものは悪いジョークだ。トラブルになりそうになったらすぐに捨てちまう」

これが今作のテーマのようなものだと思います。

このセリフが「ダークナイト」のシナリオを全て物語ってますよね。

ジョーカーによって結果的にこの世から要らないモノ、危険なモノとして判断されたバットマン。

ゴッサムを危機から救っても一瞬で街の人たちは手のひら返し。

都合が悪くなったらすぐ手のひら返すような人って多分身近にもいると思うんですよ。

自分の立場を守るためなら人は簡単に善でも悪でもなんでもする生き物なんですよね。

それを街一つ巻き込んだダイナミックな事件として映画で演出されてるだけで身近な心理現象だと思います。

ヒーローが最後に必ず勝つ!賞賛される!と言う終わり方じゃなく、善意の心でも都合の悪い立場に置かれればそんなのお構いなしに葬られると言う終わり方にしてるのがこの映画のシビアなところですよね。

すごく大人向けなヒーロー映画。

てかこれはヒーロー映画なのか?とも思っちゃいますけどw

でも「ダークナイト」は完結ではありません。続きの「ダークナイト ライジング」でバットマンがどうなるのかちゃんと描かれていますので、「ダークナイト 」まで観た人は是非続編の「ダークナイト  ライジング」まで見届けて欲しいです。

「ダークナイト ライジング」についての記事はこちら↓

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