「無知こそが武器」は今作のテーマだと思う[テネット]感想ネタバレ解説

映画

この映画、予習がいるかいらないかで悩む人もいたんではないでしょうか。

僕ははっきり言うと予習なんてしなくて良いと思います。

むしろしない方が楽しめると思います。

ノーラン監督の頭の中はどうなっているんだろうか…とにかくすごい映画でした。

今回はテネットのネタバレ感想と、考察を書いていますのでまだ試聴してない方はおすすめしません。

テネットはU-NEXTで視聴可能になりました。

映画『TENET テネット』予告

これは未来と人類の闘い

早いテンポであっという間の2時間半が過ぎ去ったと思います。この映画。

つまりこれはどんなストーリー?てなりますよね。

帰りに頭の中でいろいろ整理してみたんですけどこれは

未来人生vs現代の人類って感じなのかなと思いました。

「未来人」ってのは出て来なかったのですが未来から送られたモノがいくつかあります。

それは

・逆行マシーン

・9つのパーツで構成されたアルゴリズム

です。

未来人の目的はアルゴリズムを使って現代の世界の時間軸を逆行させ自分たちの時間軸に変えてしまおうと言うもくろみ。

そのために操っていたのが今回のメインの悪役「セイター」

セイターは「未来と現代の仲介人」と言われており逆行マシーンを使って「プルトリウム241」を探し、自分の命の終わりとともに世界を終わらせようとします。

「テネット」とは、主人公に与えられた謎の多い任務の名前みたいな感じで言われていましたがテネットとは未来人のもくろみを阻止するための一つの組織として考えていいでしょう。

それを創ったのは未来の主人公で未来の主人公がニールやプリヤに指示を出し現代の主人公を上手に動かしてセイターの計画である人類と一緒に心中する事を阻止させようとします。

主人公vsセイターの裏では未来vs現代になっていたということなのではないでしょうか。

TENETの意味

テネットとは何なのか。

上記でも軽く説明した通り、未来の主人公が作った未来人の目論みを阻止するための組織だと考察してます。

そもそもTENETってどんな意味の言葉なのかと言うと集団における「主義」とか「信条」みたいな意味らしいです。

この言葉の由来はラテン語の回文「SATOR AREPO TENET OPERA ROTAS」から来ています。あまり深い意味はなくて日本でいう「わたしまけましたわ」みたいな感じです。あれ?よく見てみると

SATOR→セイター

AREPO→アレポ(ゴヤの贋作を描いた人)

OPERA→オペラ(最初のテロ現場)

ROTAS→ロータス社(空港に美術品を保管してある金庫の会社)

これはインセプションの時みたいなノーラン監督のイキな言葉遊びですよね。

無知こそが武器

この映画のキーワードとなる作中にも度々出てくるセリフでもある「無知こそが武器」と言う言葉。

いろんなメッセージとして受け取ることができると思いますが僕は「無知こそが武器」がこの映画のテーマのように感じられました。

スターウォーズのEP1から観るかのようになんの説明もなく物語だけ淡々と進み、主人公も視聴者も少し困惑気味になると思います。

謎の任務、謎の敵、黒幕…とにかく詳しい説明がないまま物語は進んでいるんだけど、無知のままでも楽しめるようにこの映画は作られてるんですよ。天才かよ!

この作品は2度、3度観るとさらに物語の深みを感じるかもしれないですが

最初の衝撃は最初にしか感じられない。

この感覚を大事するなら、武器と揶揄するなら「無知こそが武器」と言えるんじゃないのでしょうか。

ノーラン監督の作品の過去作品イチオシ

過去作品でもノーラン監督の映画は名作ばかり。

ノーラン節キメキメで楽しめる映画はまだまだあります。

その中でも僕の一押しのノーラン監督作品は「メメント」です。

ノーラン監督の作品はU-NEXTで視聴可能です。

U-NEXTについて詳しく書いています↓

感想ネタバレ

クリストファー・ノーラン監督の頭の中はどうなってんのか…

同じ人間の思考とは思えない作品でした。

逆行していく映像や効果音はもちろん見どころ満載なんだけど、「逆行」と言う設定を上手く使った仕組みと言うか、仕掛けと言うか…

とにかくノーラン監督の頭の中はどうなってんだ!って思います。

正に、新感覚って感じでした。

この作品の気になるところである「予習は必要なのか?」ていう疑問なんですが

僕は予習は必要ないと思いました。

予習が必要と思ってる人は心配しすぎでしょう。

ただ、早いテンポで物語が進むので混乱しそうになるがそれも主人公の気持ちを体感してるみたにで醍醐味だと僕は感じました。

特に最後のスタルスク12の場面はもうカオス状態。

状況を理解しても尚カオスw

カーチェイスシーンもなかなか複雑っぷりでしたね。

この映画でキーワードとなる二つの言葉

「無知こそが武器」と「記録は未来に残る」

今作品を語るにはこの言葉に限ると思いました。

まだ僕の理解が足りてないという点もあるのですが、それ以上にこの映画の特徴がそれを物語っています。

説明の少なすぎる映画の展開の仕方がまさに「無知こそが武器」と言わんばかり。

単純に映画を楽しむ事を「武器」として捉えるのならば、無知である事がこの映画を最大に楽しめるんじゃないかと思います。

あの不思議な、新感覚とも言える映像を楽しむのに「知る」ことは無意味。

もし、ノーラン監督がそこまで考えて今作を作っていたのならばマジでヤバすぎるやつですね。(いい意味で)

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