本当の主人公は兄だよね?全兄が泣いた シングストリート/未来へのうた 感想ネタバレ

映画

シングストリート/未来へのうた」は2016年に公開されたアイルランドのミュージカルコメディ映画。

舞台は80年代のアイルランド、ダブリン。ヤンキー高校に転校する事になって気になるあの子を振り向かせるためにバンド始めちゃったって言う話。

これ観たら絶対バンドしたくなるやつ。バンドしたくなるしロック好きになっちゃう。

その理由の一つが主人公コニーの兄の存在。彼の存在が非常に重要でもしかして本当の主人公は兄の方じゃないのか?と思うくらい。

と言う事で今回紹介する映画は「シングストリート/未来へのうた」です。

感想はネタバレ込みなのでまだ視聴してない方は要注意。

感想はネタバレ込みなのでまだ視聴してない方は要注意。

あらすじ

『シング・ストリート 未来へのうた』予告編

80年代のアイルランド、ダブリン。家庭の事情で不良高校に転向する事になったコナーは気になるあの子にアプローチするためにバンドを作っちゃって…

80年代ソングと古臭いMVがエモい

アナログなMVがなんだか今ではエモいですよね。サントラに使われてる80年代ソングもいい感じでした。

当時の年代が世代の人からするとめちゃめちゃ懐かしいって感じなんでしょうか。

僕にとってはちょーおしゃれに見えます。

シングストリートには名曲がサントラで流れてて最高何ですが

オリジナルソングも最高。

と、言う事で一曲聞いていただきたいのがこちら↓のSing Street – 「ドライヴ・イット・ライク・ユー・ストール・イット (Drive It Like You Stole It)」です。

Sing Street – Drive It Like You Stole It (Official Video)

いかがでしたか?80年代UKロックテイスト満載の一曲でしたね。これちょー好きなんですよ。

他にもたくさんいい曲がありますのでよかったら↓

ほんとの主人公は兄?

この物語の本当の主人公ってコニーのお兄ちゃんだよね。

夫婦喧嘩してるところを見せないように自分の部屋に兄妹達連れて音楽ガンガンで踊って楽しませたり、コナーに音楽家としての助言をしたり…となにかと重要なことをしてるんですよ。

母の事もよく見てるシーンもありましたね。

なにかと家族思いなお兄ちゃんです。

これは弟を見守る優しい兄の物語…っていうか兄弟愛の物語とも言えます。

ラストシーンは全兄が泣くでしょう。

感想ネタバレ

80年代のロックポップ、古臭いMVが盛り沢山。僕らの年齢からすると懐かしいよりクールでおしゃれ。

女の子を振り向かせるためにバンド始めちゃってメンバー集まって、MV作ったりレコーディングしたりで青春って感じでした。

こーゆー映画の1番好きなところは序盤のメンバー集めるところ。ワクワクしますよね。

一見おとなしそうで上品な雰囲気のコナーですが兄の影響でロックが好きで真っ直ぐで反骨精神がある所がとてもロック。

そして、コナー支える人の1人バンドメンバーの基盤となるエイモンがまた良いキャラしてるんだよなぁ。

コナーがエイモンの家に突然来て「曲作らない?」って言うくだりが好き。

エイモンの他にもう1人欠かせないのがコナーのお兄ちゃんですよね。

むしろお兄ちゃんが主人公でいいんじゃないかってくらいお兄ちゃんはこの物語に欠かせないです。

両親が離婚の話を子供たちにした後、お兄ちゃんの心も爆発してしまう所が

すごく心が痛かったですね…

「お前は俺のジェット気流に乗っただけだ!ジェットエンジンは俺だったのに!」

この言葉がすごく心に刺さりました。俺もお兄ちゃんなんでなんとなくわかる気がするんですよ。

そして、ラストのコナーを見送るシーンは感動。あの心配そうででもワクワクして嬉しいお兄ちゃんの複雑な心境は全国の長男なら理解するだろうなあ。

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