映画RUN感想レビューネタバレ これは幽霊より怖い?逃げられない人間ホラー

映画

PC画面一つで物語が繰り広げられていく映画「search」のアニーシュ・チャガンティ監督、製作チームが放つサイコホラー。

幽霊よりも人間の方が怖い⁉︎

この監督の「嫌な予感」を作る演出がすごく上手い。

「search」も異才を放つ映画の演出で話題を呼びましたよね。

目を離せない、息を呑む展開にハラハラさせられました。

今作の「RUN」は一体どんな物語でしょうか。

今回は、映画「RUN」の見どころと感想ネタバレを書いていこうと思います。

記事の後半をネタバレ有りの内容にしてありますのでまだ視聴していない方はご注意ください。

あらすじ

映画『RUN/ラン』90秒予告_6/18公開

ワシントン州パスコ。ダイアン・シャーマンは一人娘のクロエの面倒を熱心に見ていた。低体重児で出生したこともあって、クロエは複数の病気(糖尿病不整脈鉄過剰症など)を抱えており、足の麻痺のために車椅子での生活を余儀なくされていた。そんな状況下でも、クロエはワシントン大学への進学を目指して必死に勉学に励んでいたが、ダイアンは「娘の好きにさせてやりたい」と言っている。そんなある日、クロエはスーパーの紙袋に入っているクスリが母の名前で処方されていることを知った。クロエは腑に落ちず、クロエはこのトリゴクシンというクスリについてネットで調べようとしたが、ネットとつながらない。ますます不審に思ったクロエは適当に電話をかけ、出た相手にトリゴクシンについて調べてもらった。親切な人の協力の結果、クロエはトリゴクシンが心臓病の治療薬であり、赤色のカプセル薬だと知った。しかし、ダイアンが飲ませるのは緑色のカプセル薬だった。

Wikipedia

映画「RUN」の見どころを紹介

映画RUNの見どころをネタバレなしで紹介していこうと思います。

面白いポイント、良かったところ、どんな人が楽しめそうかなど記載していますのでまだ視聴していない方は参考にしてみて下さい。

逃げれないという恐怖

ホラー映画色が強いサイコスリラー。

この監督の緊張感と恐怖心の煽り方はヤバい。

嫌な予感ってのをこれでもかって程味合わせてくれる演出がたまらない。

その原因の一つが今作の主人公は病弱で車椅子生活をしていると言う設定。

走って、逃げて、助けを呼べば助かりそうなモノ何だけどそれが上手くいかないもどかしさがハラハラさせられる。

まるで綱渡りをしてる気分。

もう一つ、この映画のヤバさを際立たせる原因は母親と言う敵の存在。

本来、ホラーやサイコスリラー作品で登場する敵はいかにもヤバそうなヤツが多い。

殺人鬼だったり、化け物だったり、幽霊だったり。

ただ、今作は母親と言う1番身近な存在なのだ。

主人公は処方されていた薬が突然変わった事をきっかけに母親の違和感を感じる。

この関係性、世界で1番身近な存在に感じる人の不信感ほど気持ち悪い事はない。

物理的に太刀打ちできない主人公の設定に、精神的に太刀打ちできない絶対的存在である母親と言う立場。

逃げ場のないこの空間から脱するには正に走る(RUN)しかない。

こんな人にオススメ

この映画は、ホラー映画好きはもちろん、ホラー映画は苦手だけど観てみたいと思っている方でもみれると思います。

ホラー映画とはまた違ったスリリングな感覚と、絶望感。

相手が人間というリアリティが幽霊のホラーよりも緊張感があります。

ホラー映画ってグロい描写とかめっちゃ怖い幽霊とかでて目背けたくなるけど、こう言うサイコスリラー系の映画は逆に目が離せなくなっちゃうんですよね。

なので、ホラーちょっと苦手だけどハラハラしたい人にはちょうどいいと思います。

感想ネタバレ

予告の時点でこの映画なんかやばそうな雰囲気漂っていましたよね。

期待通り、前半から母親ダイアンの不可解な行動が見られ娘のクロエはいち早く察知します。

買い物から帰ってきた母の買い物袋には、いつも楽しみにしてるチョコレートが入ってます。

クロエは糖尿病のためチョコを食べるにも1日あたりの個数制限されているのです。

なので、こっそり買い物袋からチョコを余分にくすねようと袋を見ると、見慣れない薬が入っていました。

ここから、母の行動全てが不気味に見えるのです。

なんの薬か聞いても明確に教えてくれない。

家のPCで調べようとすると何故かインターネットに繋がらない。

よくよく考えると…色んな不可解な点が出てくるのです。

娘クロエが自立して何か行動を起こせば起こすほど母の不可解さが浮き彫りに。

劇中ずっと不安感と緊張感が漂う。

そして、謎の薬の正体がついに判明。

その薬は本来犬に投与する薬で、人間が飲んでしまうと半身不随になったりする可能性がある危険なモノ。

この時のゾッとした感覚は忘れられない。

だがこの先、それ以上の恐怖にたどり着くことになる。

そもそも何故そんな事をしてるの?

母親の不可解な行動の真実は、異常な程の娘クロエに対する執着心だった。

これまでの不可解な言動にプラス動機まで判明するとその辻褄が合い、危機感と恐怖心がさらに増して見える。

あ、コイツ完全にヤバいやつだ。

この瞬間こそがこの映画の最高のポイントだと思う。

その最高のポイントは娘クロエがよくわからん地下室に閉じ込められてる時に訪れる。

閉じ込められた地下室でクロエは昔の新聞と写真と、ある書類をたまたま目にする。

新生児誘拐の記事

物心つく前の健康な自分の写真

クロエと記載された新生児の死亡届

全ての辻褄がここで合致する。

この瞬間がまさにゾッとする最高到達点。

その後、娘を失いたくない母の心理を利用して娘クロエは自殺を図り、救急車に運ばれる事になる。

これでやっと救われる。

まだ、辛うじて動かせる指で紙とペンを使いナースに異変を知らせる

そんな時間も束の間、母は病院にいるクロエを誘拐。

ここから先はもう母のヤバさに気づいた後なんで緊張感が半端ない。

もうこんなん無理じゃん!

異変に気づいたナースはすぐさま戻りクロエを探す。

絶体絶命のピンチ。

だが、最後は不自由だった足で車椅子を止めるクロエの自立によって警察に母追い込まれるのであった。

隠し持っていた銃を警察に向け「家に帰るだけなの!」と言い放った直後肩を警官から撃たれて階段から落下。

その姿をクロエはただただ眺めていた。

いやー!これやばかったなぁ〜

と余韻に浸っていると時は過ぎてクロエは大人に。

大人になったクロエは育ての親、あのサイコパス母に会いに行っていた。

あれから母は精神疾患者が収容される刑務所に送られていた。

母に面会をしに行ったクロエは、生みの親に会ってきた事など自分の話をする。

痩せこけてうんともすんとも言わない母。

そんな母にクロエは口の中に隠し持っていた薬を差し出して言う。

「ママ、お薬の時間よ」

あ、こいつヤバいヤツだ。

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