インターステラー感想レビュー この映画のキーポイントは「重さ」正直度90%で話そう

映画

この映画を観る前の自分に言いたい事がある「SF映画だからって面白くないだろうつって観るの後回しすると後悔するぞ」

正直言うとSF映画ってあんまり自分に刺さんないジャンルなんですよね。

宇宙の映像がすごくて音がすごくて〜…みたいな映画観ても「おぉー…」ってしか思わなかったんですよね。

だからインターステラーも「おぉー…」ってなるだけなんかなって思い込んで今まで観るの後回しにしてたんですよ。ほんとバカでした。

ノーラン監督が映像だけが見どころって映画を作るはずがないですもんね。

ノーラン監督の作品にはシナリオや設定の裏にあるテーマ的なモノを感じるんです。

僕が今回インターステラーを観て感じた事は3つの「重さ」です。

この物語のキーにもなってる「重力」ですが僕が感じた重さは重力としての物理的な重さじゃなく心理的な重さ。

と言う事で今回はクリストファー・ノーラン監督作品「インターステラー(2014)」の感想レビューになってます。

*ネタバレ有りですので視聴してない方はあまりオススメしません

あらすじ

映画『インターステラー』予告編

近未来。巨大砂嵐が日常的に発生する異常気象により地球規模で植物・農作物の大量枯死が発生し、人類は滅亡の危機に晒されていた。元宇宙飛行士クーパーは、義父と15歳の息子トム、10歳の娘マーフィー(マーフ)とともにトウモロコシ農場を営んでいる。マーフは自分の部屋の本棚から本が勝手に落ちる現象を幽霊のせいだと信じていたが、ある日クーパーはそれが何者かによる重力波を使った二進数のメッセージではないかと気が付く。クーパーとマーフはメッセージを解読し、それが指し示している秘密施設にたどり着くが、最高機密に触れたとして身柄を拘束される。

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時間の重さ

突然ですけど

大切な人との時間をどう過ごしてますか?

あんまり意識した事ないですよね。

突然の別れなんて想定して生きてないですし。それこそ「今から人類救う為に宇宙旅するわ」なんて事ありえないじゃないですか。

ありえないんですけど23年間分の家族からのビデオメッセージを見た時のクーパーの表情に泣いてしまった。

水の惑星で過ごした数時間が地球上の23年て言うとんでもないスケールで実感しようがない話しなのに感動してしまった。

ビデオを見るシーンで「あ…23年ってめちゃめちゃデカいな…」と感じます。

15歳の息子トムが38歳になってて子供もいて幸せになってた事を知ると親は安堵とそこに居たかった気持ちとで号泣ですよね。

ただメッセージは幸せなメッセージだけじゃなかったのです。

トム達は一方的にビデオメッセージを送ってたので23年返信を待ってた。

最後のビデオメッセージには「父さんの事もう諦めるよ…」

トムの最後のメッセージを前に首を横に振りながら泣きじゃくる僕とクーパーがいた。

このシーンは「時間の重さ」が非常に感じられるシーンでした。

時間は確実に過ぎ去って行くと言う当たり前の事を宇宙スケールにする事によって当たり前の重さを実感できました。

大切な人との時間を噛み締めて過ごしましょう。

命の重さ

命と任務が天秤にかけられるシーンがあった。そのシーンでは任務を優先した故に1人の仲間を失う事に…。

アメリアは人類の為に自分の命をかけた危険な行動をとるがクーパーはまず目の前の自分らの命を守る事に徹した。

アメリアに「引き返せ!」と叫ぶクーパーの判断は正しかったが一歩遅かっただけで仲間1人を失ってしまう。戦争映画さながら、そのシーンは一瞬でした。

しかも亡くなった仲間ドイルはアメリアの行動のせいで亡くなったようなモノ。

それまではまさかドイルが死ぬだなんて思ってもなかったです。

アメリアが1番思ってなかったでしょう。

このシーンはとても辛かったですね…。

愛の重さ

結局人類を救ったのは数式でもテクノロジーでもなく親子の時空を超えた愛だった。

この収束の仕方いいですよね。

マーフィーが父のためにがんばって助ける方法を見出すとかクーパーの画期的アイデアで救われるだけじゃなく

最後を繋いだのは家族を思う気持ち。

あの幽霊の正体もクーパーっていう伏線の回収の仕方センスよすぎです。ずっとお母さんなんだろなーて思ってました。

全然お母さん出てこなかったですね。

ラストシーンの娘と再開する時は感動のシーンですが、ありえなさすぎてどう感動していいのかわからなくなるような設定にも関わらずしっかり感動しちゃいました。

すっかりマーフィーの方がおばあちゃんでしたね。そしてマーフィーは「アメリアに会いに行って」と言います。

そこで遠い星で迎えを待つアメリアのもとへ向かうクーパーですが、物語はここで終わります。

ここでアメリアとクーパーの再開のシーンがあったら感動的なラストとして相応しいのでしょうがそこはあえてしないノーラン監督。ノーラン監督お得意の「この先は視聴者の想像にお任せ」って感じですね。憎いことしますね〜。

それに、この物語のメインの愛の話はクーパー親子。アメリアでラストにするとなんかちょっと違いう気もしますね。

だって世界を救ったのはクーパー親子ですもの。

なんかかなり粋な映画ですねコレ。

さいごに

この映画のキーになる「重力」

全てはマーフの部屋で起きた謎の現象からはじまりそしてそこで完結します。

相対性理論だとか次元がどうのこうのだとかはよくわかんなかったですけどこの物語は人間の「愛」と言う引力が繋いだ物語なんじゃなでしょうか。

学者たちの頭ん中を映像化したような壮大なスケールの映画で映像や音声の演出のこだわりがすごくて圧巻のクオリティですがその作品のテーマは理論的なこととは裏腹で人間的なテーマになっているように感じました。

なんか粋な映画ですよね。

すごい難しい映画なんかと思いきやその裏にあるテーマは「愛」だんてかっこよすぎ。

ノーラン作品で1番感動した作品になりました。

ノーラン監督の映画は間違いない作品が多いので知れば知るほど好きになっちゃいますよね。

ダークナイトとかまた見直したいな。

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