画像引用:20th Century Studios. All Rights Reserved
デットプールの「ライアン・レイノルズ」とナイトミュージアムの「ショーン・レビ監督」がタッグを組んだなんでもアリのゲームの世界を舞台にしたアクションアドベンチャー映画。
ゲームの世界でモブキャラとして生活をする銀行員のNPCがプログラミングされた生活から脱し自分の意思で行動をすると言う映画。
主人公のガイの行動がみる人に勇気を与えるようなポジティブな映画になっています。
デップーのイメージが強いライアン・レイノルズと、もしかしたらこの映画何かやらかしてくれるんじゃと言う噂でたちまち注目の作品になったこの映画。
早速、視聴してきまたのですが率直な感想を言いますと歴史に残るいい映画と言っても過言ではない映画でした。
かなり褒めすぎですかねw。僕はそれくらい最高の映画だと思いますが。
今回は前半部分をこの映画のあらすじや見どころをネタバレなしで
後半部分を感想ネタバレ込みで書いています。
まだ観てないよって人は後半のネタバレ込みの感想には要注意してください。
「フリー・ガイ」あらすじ
コードをコピー銀行の窓口係として働くガイは、ある日強盗に襲われてしまう。しかし、実はそれは初めてのことではなかった。なんと、彼は毎日、強盗に襲われ続けていたのである。実は彼は、大人気ゲーム『フリー・シティ』に登場するモブキャラだったのだ。オンライン参加型アクションゲームである本作は、ルール無用の激しいアクション、プレイヤーの自由度が高いことが売り。自分がゲームの登場人物であるということに、謎の女性との出会いを通して知ったガイ。自分の退屈な毎日に嫌気がさしたガイは、なんと強盗を返り討ちにし、自分の好きなように動き出してしまう!勝手にゲーム内の平和を守るために動き出したガイだったが……?
引用元:MIHOシネマ
「フリー・ガイ」みどころを紹介
映画「フリー・ガイ」をまだ視聴してない人に向けて、この映画の見どころを紹介したいと思います。
視聴していない人に向けて書いていますのでネタバレなしの内容になっています。
どんな人におすすめの映画なのか、どんなみどころポイントがるのかについて記載しています。
自分を変えたい!人生を変えたい!と思っている人にオススメ
自分はこのまま毎日同じ事の繰り返しで生きる人生でいいのか?と一度でも疑問に思った事があるなら是非観て欲しい内容になっています。
何故なら、主人公のガイも同じ環境の中で生活をしているからです。
毎日ゲームのプログラム通りの生活をしていて、なんの疑問も持たずに同じ事を繰り返しの生活。
ゲームの世界じゃないリアルにいる僕たちはどうなんでしょうか。
朝起きて、働いて、帰って寝る
これの繰り返しで、何だか世の中の背景になっているみたいな感じがしませんか?
まるでゲームのNPC。人生の主人公になれていない。
そんな状況にうんざりで、脱出したいと思うあなたにとってきっとこの映画は励みになるんじゃないでしょうか。
ガイもあることをキッカケに自意識に目覚め、プログラムに反した行動をします。
そんなガイの姿、成長する様子を自己投影することで自分のモチベーションが上がるんじゃないかと思います。
豪華なカメオ出演やネタが盛り沢山
観てからのお楽しみなんですが、結構豪華なゲストや、「え!?」と思わず口にしちゃうようなパロディが盛り沢山。
めちゃめちゃ楽しい内容になっています。
まさかの展開の時に映画館が少しざわついたような気がしました。
他にもゲームあるあるみたいな動きをするプレイヤーたちの行動とか、オンラインゲームならではのシュールな演出がゲーム好きには思わず笑ってしまう要素が沢山ありました。
何回も観ると面白い発見がたくさんみつかりそうです。
「フリー・ガイ」のネタバレ感想
コードをコピー主人公ガイのように意思を持ち、行動をして、自分の価値を作ると良いのかなと思える内容の作品でした。
もちろん、行動をすることによって困難や苦労は立ちはだかります。
気の遠くなる事を何度も繰り返さなきゃいけなくなる事もあります。
でも、意思を持って行動をする事で生きる事ができるのです。
AIだから、とかじゃなく、人間にも同じ事が言える気がするんです。
意思を持って行動をしてないと、それは人生を生きてるって言わないんじゃないのかなと思います。
ガイの生きる姿を自分と重ね合わせる事でモチベーションが上がるような映画でした。
単純に言うなら勇気がでる映画ですね。
ガイが目的の為にプログラムされた行動から外れて自分の意思で人生を切り開く姿を重ね合わせる事の他にも勇気がでるポイントがあります。
それは、ガイが純粋な善意の心で行動しているのを皆んなが見て評価している所です。
僕がこの映画いいなぁ〜って感じたところが正にそこで、ガイがレベル上げの為にモブキャラ達を救うんですよね。
普通オープンワールドのゲームなんかやっててCPUのモブキャラを助けるような行為ってなかなかしないじゃないですか。
でもガイはモブキャラ達をプレイヤーから救ったりする事でレベルをどんどん上げていきます。
その姿を見たゲーム配信者達は彼の行動は見習うべきなのでは?と思い始めるんです。
いつしか、ガイは注目されるような人になっていき人気者に。
ちゃんと、人の善意は人が見られているんですよね。
作中にでるガイの名言「いい日ではなく、素晴らしい1日」とはまさに理想に向けて行動する1日1日のこと言うんじゃないでしょうか。
ガイに影響を受け、自分のやりたい事にチャレンジするNPCたちを観ていると最初の平凡で平穏ないい日に比べて、素晴らしい1日になっていっているように見えます。
明日の自分もいい日ではなく素晴らしい1日が送れるように小さいことからチャレンジしていきたいですね。
この映画のいいところはガイの成長物語だけではなく、それと平行して展開していく現実世界でのラブストーリー。
ガイにプログラムされていたのは優秀なAIがプログラムされたことを行動するてだけではなく、恋をする事で思考回路が展開されていき、行動範囲が広がる機能です。
そしてその恋する条件の女性のタイプが今作のヒロインのモロトフガールであるミリー。
フリー・シティのシステムの元を作ったプログラマーであるキーズのミリーに対する恋心がこのゲームに組み込まれていたのです。
ゲームのプログラムを使って恋心を伝えるラブストーリーになんかエモさを感じました。
ミュージシャンが恋人に向けてラブソングを作るみたいな。
恋愛映画としてもとてもいい映画だと思います。
アクションアドベンチャーの要素に恋愛要素も加え、パロディや小ネタが豊富な今作は歴史に残る傑作映画になるのではないでしょうか。
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