映画「ダンケルク」感想ネタバレ解説 長くて短い各々の1

映画

こんにちは。今回はクリストファー・ノーラン監督作品の戦争映画「ダンケルク」の感想、解説をしていこうと思います。

戦争映画を普段あまり観ないんですが、ノーラン監督の戦争映画ってなんか気になってしまって今回「ダンケルク」を観てみました。

戦争映画と言えば「プライベートライアン」のイメージが強くて、癖強い軍人たちが登場したり、グロかったり生々しい表現があったりするものだと思っていましたが、やはりこの映画はノーラン監督作品って感じでした。

この映画の特徴は「陸の1週間」「海の1日間」「空の1時間」と言う3つの舞台が交差して話が進んでいきます。

時間の使い方が巧妙なノーラン監督の映画はやっぱり見応えがあります。

時間だけじゃなく、カメラワークとか音声の拘りも感じれます。

流石ですよね。流石としか言いようがないクオリティの映画です。ノーランの映画は絶対間違えないですよね。

今回の記事の内容の前半は映画のあらすじと見どころを紹介してますのでネタバレなしの内容になってます。

記事の後半はネタバレありの感想解説になっていますので、まだダンケルクを視聴してない方はご注意ください。

ただこの映画は案外ネタバレ解説を事前に復習してから視聴した方が分かりやすいかもしれません。推奨まではしませんが。

映画ダンケルクのあらすじ

映画『ダンケルク』予告3【HD】2017年9月9日(土)公開

第二次世界大戦初期の1940年5月26日から6月4日。イギリス、ベルギー、カナダ、フランスから成る連合軍将兵は、フランスのダンケルク海岸でドイツ軍に包囲され、ダイナモ作戦による撤退を余儀なくされていた。英国陸軍の兵士であるトミー二等兵はダンケルクの街で、自身の分隊がドイツ軍の銃撃で自分以外全滅し、武器も失った状態で一人、撤退作戦中のダンケルクの砂浜にやってくる。港には英国の救助船がいて、乗船を待つ英国兵が列をなしていた。フランス兵を乗せる余裕はない。トミーは兵士を砂浜に埋葬していたギブスンと名乗る無口な兵士と偶然出会い、行動を共にすることになる。

Wikipedia

ダンケルクの見どころ

ダンケルクの見どころを紹介します。

ネタバレなしの内容でこの映画を紹介しますのでどんな映画か気になる方は是非読んでみて下さい。

視聴者の心を一気に掴む臨場感ある演出

突然後ろから銃を打たれ、追いかけ回されます。

そんな事いきなり始まったらびっくりしますよね。でも戦地ではそんな事が当たり前。

敵がどこにいるかよくわからなくても兎に角走らなきゃ相手の売った弾が命中して死にます。

でも、映画を観てる我々からすると当然敵の位置も主役の位置も分かってて「あそこに敵がいる!そこ危ない!」って思いますよね。

傍観的に状況を観て判断してるので当たり前のようにわかります。

でもこの映画はそう思わないんです。

いきなり始まります。

なんの説明もストーリー性もなく突然始まるんですよ。これが戦争と言う臨場感を生み出してくれます。

登場人物の回想もなく、説明もなく、セリフも少ない。正直誰が主人公かもよく分からないです。

観る人に与える情報をあえて少なくして、映画の中にいる人たちのような体験をさせられます。簡単に言うとパニックです。

でもここだけ聞いたら「そんなめちゃめちゃな映画おもしろいん?」て思ってしまいますよね。

大丈夫です。訳わからん映画のままにしないのがノーラン監督のすごいところ。

映像や音声で観客を夢中にさせてくれます。これは、この映画に限らずノーラン監督の作品ほとんどがそんな感じですよね。

それだけでもこの映画は観てて面白いようにできてます。

「陸」「海」「空」の3視点のストーリー構成

この映画の面白い話の構成が「陸」「海」「空」の3つの舞台で物語が進んでいきます。

陸では、ダンケルクに取り残され救出の船を待つ間生き延びようともがく陸軍兵士達の1週間のストーリー。

海では、ボートに乗ってダンケルクに向かう民間人3人の1日のストーリー。

空では、空軍のパイロットが敵と戦う1時間のストーリー。

これらがうまく交わって1つの物語になっていきます。

まさにノーランって感じの構成ですよね。

しかもこれがわずか106分という短い上映時間で繰り広げられてるんです。

映画が106分でこのボリューム感ってのがすごいんですよね。

映画「ダンケルク」の視聴方法

映画「ダンケルク」の視聴方法を紹介します。

今回僕が視聴した方法はU-NEXTです。

今ならU-NEXTは31日間無料トライアル期間実施中なので無料トライアルを利用して無料でダンケルクを視聴するとお得に映画を観る事ができます。

こちらの記事にU-NEXTについて詳しく記載しています。

ダンケルクの感想、ネタバレ解説

ダンケルクの戦いとは、1940年第二次世界大戦の西部戦線における戦いの一つ。

簡単に言うとドイツ軍がフランスに侵攻してきてフランス、イギリス軍がめちゃめちゃ追い詰められた戦争。

その時に「ダイナモ作戦」という40万人の将兵をフランスのダンケルクから脱出させイギリスへ向かうむちゃくちゃな作戦が行われた。

クリストファー・ノーランが描く戦争映画は作戦を遂行させた立派な隊長や指揮をとったウィンストン・チャーチルではなく逃げ惑う兵隊(陸)人を救うために人肌脱いだ一般市民(海)そして隠れた英雄(空)にフォーカスをあてている。

冒頭からイギリス軍兵が敵に狙われ銃撃戦がはじまります。

初っ端からクライマックス並みのピンチ。それからというものの状況はよくわからないまま場面は過ぎ去っていく。

おそらく、大半の人がおもったでしょう「もしかしてこの映画失敗?」

それくらい説明がなくわかりにくい映画でした。いつもの事だがノーラン監督作品は2回連続でみてしまう。

そして、2回目に気づくのです。「この映画とんでもねぇ‼︎」

なぜこんな分かりにくい映画にしてあるのか2回目にして気づいたのだ。

これは観客を「逃げ惑う登場人物」とリンクさせるための演出。わけもわからず進むストーリーはまるでその場にいるような混乱。臨場感万歳の戦争映画だ。

そして、この1回目の混乱と臨場感は映画を理解してしまうと2度と味わえない。

これがこの映画のすごいところだと思う。

この感覚はテネットを観た時も同じだった。

ダンケルクに向かう海の一般人での話もそうだ。

1人のパイロットを救うが、その兵士ともみ合いになって重度の怪我を負ってしまう。まさに大ピンチ。

そして空の話。燃料計が壊れていまい味方の戦闘機の残量を逐一聞いてチョークに書いてガス欠にならにように管理している。

これは、この機体がいつガス欠になってしまってもおかしくない状況だとわかる。まさにピンチ。

陸地での1ヶ月のピンチ、海での1週間のピンチ、空での1時間のピンチ。

それぞれの時間が重なる運命の瞬間に奇跡がおきる。

ノーラン監督作品は本当に面白い。

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