映画「バットマン ビギンズ」はヒーロー映画じゃない あらすじ感想ネタバレ

映画

クリストファー・ノーラン監督作品の「ダークナイト トリロジー」3部作の1作目である「バットマン ビギンズ」

バットマン誕生の物語が描かれているが今作は”まだ”ヒーロー映画ではないと思いました。

バットマンは言わずと知れたアメコミヒーローですよね。にもかかわらず僕がこの映画をヒーロー映画ではないという理由を今回書いています。

それは単純に大人向けだからという理由ではなく1作目でバットマンがまだヒーローとしての役割を果たしてないからだと思いました。

じゃあ「バットマン ビギンズ」とは一体どんな話だったのでしょうか。

なぜ、”ヒーロー映画じゃない”と思ったのかあらすじを振り返りながた記載しています。

ネタバレなしの感想とネタバレありでの感想2つ書いていますので、まだ視聴してない方はネタバレなしの感想だけご覧になることをおすすめします。

「バットマン ビギンズ」はU-NEXTで視聴できます。

あらすじ

バットマン ビギンズ(字幕版) (予告編)

ゴッサム・シティの富豪、トーマス・ウェインの息子ブルース・ウェインは、幼少期に幼馴染のレイチェル・ドーズと遊んでいた時に庭の古井戸に落ち、コウモリの群れに襲われる。以来コウモリに怯える様になり、両親と観劇していたオペラでコウモリ姿の役者を怖がって退場したところ、路地で強盗に襲われて両親は射殺されてしまう。孤児となったブルースは執事のアルフレッドに育てられていた。ウェイン夫妻殺害の犯人ジョー・チルは逮捕されて服役していたが、14年後、マフィアのボス、カーマイン・ファルコーニの犯罪を証言する事で仮釈放が認められた。ブルースはチルに復讐すべく銃を隠して待ち伏せていたが、ブルースの眼前でチルはファルコーニの手下に射殺される。地方検事の補佐となっていたレイチェルは、チルの殺害を正当化するブルースを咎め、不況の街に犯罪を溢れさせるファルコーニこそが元凶だと説く。ブルースはファルコーニと対峙するが、司法と癒着する犯罪者の前に自分は無力である事を思い知らされる

Wikipedia

感想 ネタバレなし

バットマンは言わずと知れたアメコミのヒーローですよね。

数々の作品の中でもクリストファー・ノーラン監督作品の3部作「ダークナイト トリロジー」は絶大な人気を誇る作品。

その1作目となる「バットマン ビギンズ」ではバットマンの生い立ちが描かれています。

主人公のブルース・ウェインがいかにしてバットマンになったのか、その背景にあるゴッサムシティ(バットマンのメイン舞台でブルースの故郷)が抱える貧困の差による問題などが描かれています。

「バットマン ビギンズ」ではまだジョーカーは登場しませんが、こちらも見応えのある作品。

この1作目を見るのと見ないとじゃ「ダークナイト」の良さが180度変わってきます。

そして最後の「ダークナイト  ライジング」のラストの感動も1作目を観てないと半減してしまいます。

それだけ1作目の「バットマン ビギンズ」は重要な役割である作品なのです。

まだ「ダークナイト トリロジー」を観てない方、「ダークナイト」しか観てない方は是非「バットマン ビギンズ」を観てください。

「バットマン ビギンズ」はU-NEXTで視聴可能です。

感想ネタバレあり 何故ヒーロー映画じゃないのか

「バットマン ビギンズ」の物語は家族が強盗犯に殺された事をきっかけに主人公ブルースが悪を成敗するヒーローになるお話。

一見よくあるヒーロー映画ですが”まだ”ヒーロー映画ではないのです。

ブルースはゴッサムの犯罪を無くすために犯罪者が恐怖するシンボルを作る事にしました。そのシンボルとして「バットマン」が誕生したのですが、実際はどうでしょう?

バットマンは危険人物扱いです。

正義のために犯罪者達と戦うのですが「彼のやってる事は他の犯罪者と危険度は変わらないんじゃないのか?」と言う結論に至っているのです。

その裏側には汚職警官たちがバットマンを恐れているなどの理由がありますが

ゴッサムの危機を救っても尚、結果的にはバットマンは危険人物扱いで終わってます。

最後の最後までバットマンに協力してたのはゴードン刑事のみでした。

「バットマン ビギンズ」がヒーロー映画ではないと言うなら一体どんな映画なのでしょう。

この映画はバットマンの正義の”定義”が決まるお話だと僕は思いました。

映画の前半はブルースの過去編と修行編になってます。ここではブルースが肉体的な強さと精神的な強さを身につけるところが描かれています。

精神的な影響はドュッカートの言葉と幼馴染レイチェルの言葉が与えてくれました。

それによってバットマンの正義が作られていくのです。

僕が1番ピンときた言葉は

ドュッカートの「大切なのは戦う意志」と

レイチェルの「正義は秩序の為、復讐は自己満足」

と言う言葉です。

映画の中盤ではゴッサムで起こる犯罪を止めるためには正義のシンボルが必要だとブルースが気づきます。

ゴッサムは貧困の差が激しい故に犯罪が絶えず、荒れ狂った街に警察たちもうんざりしてたり開き直って汚職をする警官もいます。

犯罪を無くすためには犯罪に対する抑止力と正義感のある人達の士気を上げる為の”正義のシンボル”が必要なのではないかと思ったブルースは「バットマン」と言うヒーローを作り上げる事にしました。

これが映画中盤の話しです。

ここで判明した面白い事実がマスクをこっそり作るためにパーツごとに海外から取り寄せ流ごとにした結果あのマスクは1万個?くらいの予備ができてしまったそうですw

映画後半ではゴッサムを守る為に”戦う意思”を持ち、復讐心ではなく”正義感”によって犯罪に立ち向かいます。

それ故、バットマンは”絶対に人を殺さないルール”を用いて悪と戦っています。

ラストは自分の作り上げた正義によってゴッサムの危機を救うのです。

この後半のバットマンの戦いは前半部分をしっかり観てこそ味があるんですよね。

前半、まったくバットマン出てこないし退屈なシーンが多いですが全てこの後半に繋がっていくのです。

まとめると

ブルースウェインの正義が成形される

バットマンが誕生する

バットマンになってゴッサムを救う

と言う構成の物語です。

ですが、ゴッサムを救ってもバットマンの正義がゴッサムに認められたわけでもなく

信じてる人だけがバットマンを認めると言う半ば自己満足状態で終わります。

見方を変えれば”影のヒーロー”と言う感じでバットマンらしいですが

中盤でブルースが目的としてた”正義のシンボル”とは少し遠い気がしますよね。

ヒーロー映画の割にバットマンがあまりヒーロー扱いされてないラストで終わってるんですよね。

なので題名通り、バットマンが誕生するお話で、まだヒーローとしての完結にいたってないんですよ。

そして、2作目の「ダークナイト」ではバットマンの正義の定義が仇になって苦しめられます。バットマンを最も苦しめた最凶のヴィラン「ジョーカー」が登場人物。

1作目をじっくり観た上で「ダークナイト」を是非観て欲しいです。

バットマン ビギンズとダークナイト ライジングを比べたらライジングでやっとヒーロー映画として成り立つようにできてるのがよくわかりますのでライジングまで観た方はこちらの記事もご覧ください

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